われわれはすでにサンフランシスコ・49ersがタンパベイ・バッカニアーズとのゲームで2019年シーズンをスタートさせることを知っている。現在の大きな疑問は、ACL（膝前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）断裂を経験した先発クオーターバック（QB）のジミー・ガロポロは万全な状態で新シーズンに臨めるのかどうかだ。

現地17日（水）、ガロポロは9月の開幕までには完璧な状態に戻る予定だと明かしていた。スローイングも開始しているガロポロは来月中旬のOTA（チーム合同練習）で行う7対7のドリルに参加することや、7月下旬に始まるトレーニングキャンプまでには完全復帰OKのサインをもらうことを望んでいる。

『Associated Press（AP通信）』によると、ガロポロは「やる気が出てくるよ。日に日に楽になってくるんだ。1週間前の自分と比較してもスローが良くなっていたりね。ちょっとした成功の気分さ。プロセス全体を通じてみても、それは全部小さな成功の積み重ねだ。その過程をスキップして、いきなりまた60ヤード、70ヤードと投げられるわけがないんだからね。小さな成功の積み重ねが大事さ」と述べていたようだ。

49ersはその小さな成功を来たる9月に大成功へと変換する必要がある。

ガロポロは49ersで初のフルシーズンを過ごそうとした矢先、3試合の出場後にACLを断裂した。27歳のQBは前年度と今年度の開幕で唯一の違いは手術をした左膝にサポーターを装着しているか、していないかだけだとも明かしている。

「前にも1度、新人の時に付けていた」と明かしたガロポロは続けて、「その後はそれなしでも済むようになった。今年は必要になりそうだけどね。ただし、シーズンが進むにつれてどうなるかは分からない」ともコメントしていた。

ニューイングランド・ペイトリオッツからガロポロを獲得した49ersはわずか6試合の結果を受けてガロポロの能力を信じ込み、大型契約を締結していた。今、彼らはそんなガロポロがバッカニアーズ戦までには完全に以前のフォームへと戻し、新シーズンにはチームを勝利に導くことを期待している。

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