まだまだフィールドを去る意思はないとテキサンズDEワット
2019年05月08日(水) 09:19ヒューストン・テキサンズのディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットは昨季、全16試合に出場し、2015年を終えてから初めてシーズンを通してフィールドに立ち続けた。
2016年と2017年は負傷による欠場を強いられ、2018年に復帰するまでの2年間でわずか8試合しかプレーしていない。
テキサンズにとっての朗報はワットが再び健全な主軸を担うようになったこと。ライバルにとっての悪報は今年で9年目のシーズンを迎えるワットがまだしばらく今の場所から動く予定のないことだ。
『ESPN』に「近いうちに試合を離れるつもりはない。気に入っているのでね。体に大打撃を食らって2年弱も消耗してしまったんだから、できればあと2年以上はあるってことだといいけどね」と語ったワットは次のように続けている。
「今はすこぶる調子がいい。次のシーズンにワクワクしている。今のチームも今の人たちにも興奮するよ。いい感じさ。世界の何ともトレードできないものだと思っている。生活のためにしっかり取り組んでボールを追いかける。彼らはそのために俺に払ってくれているんだから。これ以上の幸運はない」
2018年にマークしたサック16回はワットのキャリアにおいて5回目の年間ふた桁サック達成であり、常にオールプロに選ばれながら、年間最優秀守備選手賞を3回も受賞している。
過去、足と背中の負傷を抱えたものの、これ以上の時間をリハビリテーション部屋で過ごす必要はなく、ワットはディフェンスのスター選手として全力をつくすことに集中している。
「トレーニングルームで過ごす時間が少なくなってきているんだ。腕磨きに時間をかけて、ウエイトルームで過ごすだけ。それほど心配しなくても良くなった、と言えるかな。過去2年は復帰しようとしていただけだし、プレーができればと願い、まともなレベルでプレーができるようになりたいと願っていたけど、今年はケガからの復帰を目指すのではなく、改善することやもっとうまくなることに集中できている」
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