カウボーイズRBエリオットが若きフットボールスターの葬儀費用を負担
2019年05月09日(木) 11:47セントルイスに住む前途有望な8年生(日本の中学2年生に相当)のフットボールプレーヤーの訃報が米国のトップニュースとなった。これを見たダラス・カウボーイズのランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットは遺族に直接お悔やみを伝えたようだ。
『NFL.com』が確認した情報によると、先週末にイリノイ州のベニス地区で開かれていたパーティーを去る際、流れ弾を受けて亡くなったジェイロン・マッケンジー君の葬儀費用をエリオットが負担するとのことだ。
エリオットのこの行動を最初に報じたのはセントルイスの『KSDK-TV』だった。
マッケンジー君の母親であるスキーナ・ガナーは地方紙『Fort Worth Star-Telegram(フォートワース・スター・テレグラム)』に対し、「彼から連絡が来るとはまったく想像していませんでした。ジェイロンはエゼキエル・エリオットさんのことが大好きでしたから。いつだって彼について話していました。エリオットさんがプレーしている時はTVにかじりつくようにしていました。ジェイソンの目は彼の動きに釘付けだったんです。本当に、エリオットさんがジェイソンのためだけに私に連絡をくださり、このようなタイミングで手を差し伸べてくれた時には、もう本当に言葉も出なくなりました」と述べていた。
マッケンジー君は以前、米国内でメジャーなスポーツ週刊誌『Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)』が国内のさまざまなスポーツ界から6人の若きスタープレーヤーを特集した際の1人に選ばれている。マッケンジー君はイーストセントルイスのメイソン・クラーク・ミドルスクールでランニングバック(RB)やワイドレシーバー(WR)、ディフェンシブバック(DB)を務めていた。
現地レポーターによると、マッケンジー君はスキル向上のためにエゼキエルのプレーを見ていたとのことだ。
エリオットはセントルイス郊外にある私立予備校のジョン・バロー・スクールでフットボールをプレーしていた経験があり、セントルイスとは個人的なつながりがあったようだ。
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