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ドルフィンズのハワードがCBのリーグ最高額で契約延長

2019年05月10日(金) 12:06

マイアミ・ドルフィンズのザビエン・ハワード【AP Photo/Nell Redmond】

マイアミ・ドルフィンズのザビエン・ハワードによってNFLのコーナーバック(CB)たちの相場が設定された。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋を元に、マイアミ・ドルフィンズがプロ4年目のコーナーバック(CB)ハワードと4,600万ドル(約50億5,000万円)の保証付き、5年7,650万ドル(約84億円)で延長契約を交わしたと伝えた。この動きにより、2018年のオールプロ(セカンドチーム)兼プロボウラーはCBポジションにおける最高給プレーヤーとなっている。

クオーターバック(QB)ライアン・タネヒルやロバート・クインのトレード、そして、ワイドレシーバー(WR)ダニー・アメンドーラ、ガード(G)ジョシュ・サットン、ディフェンシブエンド(DE)アンドレ・ブランチらのリリースによってキャップにスペースを設けたドルフィンズは、せわしないオフシーズンを送り続けている。

これらとは逆の動きとして、ドルフィンズはWRのデバンテ・パーカーと再契約を結び、QBライアン・フィッツパトリックを獲得。さらにはドラフトでクリスチャン・ウィルキンスを1巡目に指名し、トレードではQBジョシュ・ローゼンを獲得している。そして今、チームはベースサラリー128万ドル(約1億4,000万円)の新人契約最終年に突入していたハワードとの契約延長を成立させたのだ。

半月板の損傷で最後の4試合は欠場したものの、先シーズンのハワードはわずか12試合の出場でリーグタイとなるインターセプト7回を記録した。2016年にプロ入りして以降、ハワードはフルタイムの先発として活躍している。故障の多かったルーキーシーズンの後、2年目のハワードは際立った活躍を見せ、スターCBとしての地位を構築し始めていた。

過去の2シーズンでインターセプト11回、パスディフェンス25回を記録しているハワード。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によると、先シーズンのハワードが許したパスレーティング(62.6)はリーグのCBの中で最も低かったようだ。ハワードは今や、ヘッドコーチ(HC)1年目のブライアン・フローレスの下でディフェンス陣の復活を担う長期的な中心選手となっている。

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