ペイトリオッツWRエデルマンが契約延長
2019年05月22日(水) 10:45どうやら、ワイドレシーバー(WR)ジュリアン・エデルマンはニューイングランド・ペイトリオッツでキャリアを終えそうだ。チームからエデルマンに、少しばかり早めの誕生日プレゼントが贈られるようだ。
現地21日(火)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは、ベースサラリー200万ドル(約2億2,000万円)の契約が最終年に突入しているエデルマンとペイトリオッツが契約延長の交渉中のようだと伝えた。NFLネットワークのイアン・ラポポートはまた、エデルマンは1,200万ドル(約13億3,000万円)の保証が付いた2年1,800万ドル(約20億円)で契約を延長する見込みだとも伝え、この契約にはさらに、800万ドル(約8億8,000万円)のサインボーナスも付与され、最終年となる2021年には280万ドル(約3億1,000万円)が保証されると報じている。
エデルマンの存在価値はペイトリオッツのオフェンスの中で見過ごせないものとなっている。すべてをこなす万能なWRとして、エデルマンはクオーターバック(QB)トム・ブレイディに絶対的安心感をもたらす役割を果たしている。
ケント州立大学からドラフト外フリーエージェント(FA)として2009年にプロ入りして以降、身長約178cm、体重約90kgでもうじき33歳の誕生日を迎えるエデルマンはNFLの中でも信頼の置ける攻撃の武器として成長してきた。
2013年には151回のターゲットでキャッチ105回、1,056ヤード、タッチダウン6回を決めてブレイクしたエデルマンはその後の5シーズンで平均128回のターゲット、86回のキャッチ、935.2ヤード、5.2回のタッチダウンをマークしてきた。
エデルマンはロサンゼルス・ラムズと対戦した第53回スーパーボウルでのMVP受賞などを含め、スーパーボウルを3回制したチームの中で非常に重要な役割を果たしてきた。また、アトランタ・ファルコンズとの第51回スーパーボウルで、チャンピオンシップゲームで見られた数々のサーカスキャッチのうちの1つを生み出した選手でもある。
キャリアを通じ、エデルマンは115試合に出場(71試合に先発)してキャッチ449回、5,390ヤード、タッチダウン30回に加え、48回のアテンプトで364ランヤードを積み上げてきた。
エデルマンはさらに、スペシャルチームのパントリターナーとしても活躍し、キャリア通算177回のアテンプトで1,986ヤード、タッチダウン4回を記録している。
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