ディフェンシブエンド（DE）キャメロン・ジョーダンが契約を延長した。

ニューオーリンズ・セインツがスターパスラッシャーと3年の契約延長に合意し、ジョーダンは2023年までフルール・ド・リス（セインツのマーク）をまとうことになったと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えている。最大で5,550万ドル（約60億円）におよぶ5,250万ドル（約57億円）の大型契約で、4,200万ドル（約46億円）の保証がついている。

最初にこのニュースを報じたのは『ESPN』だった。

ジョーダンは2015年6月に5,550万ドルの5年契約を結んでいた。

現行契約が2年残っている段階で延長契約を結ぶのは珍しいケースだが、トレンドに逆行するに見合うだけのプレーヤーがいるとすれば、それはフィールドの内外を問わず称賛すべき選手であるこのジョーダンだろう。

この契約によってジョーダンが手にする1年あたり1,750万ドル（約19億円）はディフェンシブエンドのプレーヤーとして4番目の金額となる。毎年サラリーが急上昇していくこのリーグにおいて、ジョーダンクラスの選手を今後5年の契約下に置くのは賢いビジネスだろう。

「忠誠や誇りは、ぐるっと1周して元の場所にとどまっている」とジョーダンは言う。

「彼らは2011年に俺を24位で指名した。俺は最初から、ここでキャリア全てを過ごるよう努力すると彼らに言っていたんだ。どんな勝ち目があるかは分からないから、皆が笑ったさ。でも、9年後、俺たちは一緒にここにいて、俺は自分が契約しているチーム以上のものをここに望んでいる。グレートたちと一緒にここにいたい。今のところ、俺たちは昨日より良い自分たちであろうと毎日戦っている。一つのオーガニゼーションとして、ショーン（ペイトン／ヘッドコーチ）やミッキー（ルーミス／ジェネラルマネジャー）、Dラインコーチたちはつねに素晴らしい。彼らの信頼があって俺は常にハードワークを続け、チームメイト全員と共にもっと良くなろうと努力し続けているし、彼らも俺に同じことをしてくれるだろう」

ジョーダンを確保した今、セインツはスターレシーバーのマイケル・トーマスと大型の新契約を結ぶ準備に集中できるようになった。

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