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ラスト2分のパスインターフェアにチャレンジはない方向か

2019年06月13日(木) 11:17


NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

5月、NFLオーナーらが競技委員会に新たなパスインターフェアのリプレーレビューを調整する権利を与えた。しかし、競技委員会はその権限を行使しないかもしれない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のジュディ・バティスタが現地12日(水)に伝えたところによれば、競技委員会はこの件に取り組んでいるものの、前後半ラスト2分でのレビューはコーチによるチャレンジではなく、リプレーブースの主導によるものになりそうだ。

基本的に、3月に通過したルールは大部分で変わらず、コーチのチャレンジによってパスインターフェアのリプレーを行う変更はない見込みだ。

オーナーらが競技委員会に調整の権限を与えた理由の一つは、コーチの手に委ねないことにはラスト2分で全てのパスがインターフェアのレビュー対象になり、停止があまりに多くなる可能性があるとの懸念があった。しかしながら、コーチ陣はラスト2分でチャレンジをする責任を持たない方を好む立場を3月に明確にしていたとバティスタは指摘している。また、コーチ陣はこういったチャレンジを“万が一”に備えて控えざるを得ない状況や、重要な局面でレッドフラッグが手元にないといったケースを嫌厭(けんえん)していた。

競技委員会がコーチ陣にパスインターフェアのチャレンジを強いないと決定した場合、試合のペースは開幕を数カ月後に控えてリーグが解決すべき深刻な問題になるだろう。

今後の動きに注目だ。

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