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練習不在のペイトリオッツRBミシェルは膝の小手術

2019年06月13日(木) 11:46


ニューイングランド・ペイトリオッツのソニー・ミシェル【AP Photo/Elise Amendola】

ソニー・ミシェルがオフシーズンワークアウトに姿を見せていなかった理由がついに明らかになった。

ニューイングランド・ペイトリオッツのランニングバック(RB)であるミシェルが膝の内視鏡手術を行ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。このニュースを最初に伝えたのは『The Athletic(アスレチック)』だ。

ラポポートによれば手術は小規模なものであり、ミシェルは7月後半に実施されるトレーニングキャンプでは問題ないと見られている。

先週に実施されたミニキャンプを含め、ミシェルはペイトリオッツがメディアに公開したどの練習においてもその姿が認められなかった。

ミシェルは高校時代にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂を経験したのに加え、大学時代も膝を負傷している。昨年はトレーニングキャンプ開始時からの膝の問題で開幕戦に欠場した。

シーズン中に3試合に欠場しながらも、ミシェルはレギュラーシーズンのキャリー209回という数字でペイトリオッツをリードし、オフェンス陣の中心としてプレーオフに進出。ペイトリオッツがスーパーボウルの勝利をつかみとる過程で、新人レコードとなるポストシーズンのラッシングタッチダウン6回をマークしている。

RBにとってオフシーズンワークアウトを逃すのは最悪の事態というわけではないが、パスキャッチの感覚をさらに伸ばすチャンスは減ることになる。トレーニングキャンプまでに身体を整えることができれば、ミシェルはリードバックとして開幕に挑むことになるだろう。ペイトリオッツがドラフト3巡目で指名したRBデイミアン・ハリスには、ジェームス・ホワイトやレックス・バークヘッド、再契約したブランドン・ボールデンらとともにミシェルの膝の負担を軽減するための準備ができている。

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