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チーフスWRヒルが児童虐待についてリーグと初の面談

2019年06月27日(木) 08:44


カンザスシティ・チーフスのタイリーク・ヒル【AP Photo/Kelvin Kuo】

児童虐待の疑いがもたれていたカンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルが現地26日(水)にリーグの調査員との面談を終えた。

ヒルの面談を行ったのはNFLの調査特別代理人上級副社長のリサ・フリエルをはじめとするリーグの職員たちで、ヒルの個人弁護士とNFL選手会の弁護士が同席していたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えている。

ヒルにとってこれがリーグとの最初の面談であり、3歳の息子に対する児童虐待の疑いについて答える初めての機会だった。ヒルはまた、地方テレビ局が4月26日に公開した、婚約者に脅しかけるような言葉と、息子のしつけにベルトを使うことについて議論している様子を収められた録音についても質問を受けることが予想されていたとラポポートはつけ加えている。

ラポポートによれば、ヒルの件に対する裁定に決まったスケジュールはないという。

特に大きな進展がない限り、ヒルは7月26日(金)に始まるチーフスのトレーニングキャンプに出席すると見られている。4月26日に『KCTV5』が前述の音声を流したのを受け、ヒルはチーフスのOTA(チーム合同練習)への参加を禁じられていた。

カンザス州ジョンソン・カウンティ地区検察局は今月、ヒルの児童虐待についてはアクティブな捜査はもう行われていないと明かしている。

NFLのコミッショナーであるロジャー・グッデルは、法執行機関による調査が終わるまでリーグによる対処は待つと5月に話していた。この件については、カンザス州の児童家族課が今も関与している。

また、ヒルにはNFLの個人行動規範に基づく出場停止処分を科される可能性がある。

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