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慈善活動のためケニアを再訪するシーホークスLBライト

2019年06月28日(金) 00:02


シアトル・シーホークスのK.J.ライト【AP Photo/Ron Jenkins】

この時期のNFLカレンダーは、選手たちがチャリティーや自らの心に訴えかける大義のために多くの時間をささげる時間だ。多くの選手たちは多忙なシーズン中にも慈善活動を行っているが、夏休みはより大きなギフトを用意する絶好の機会となる。

K.J.ライトもその1人。

シアトル・シーホークスのラインバッカー(LB)を務める彼はケニアに向かい、自身が昨年、建設資金集めに協力した井戸の様子を確認することになっている。

「とにかく心を打たれたんだ」と前回のケニア訪問についてライトはチーム公式サイトを通じて語った。「俺はできる時はいつでも人々を助けようとしている。そんな時に今まで知る由もなかった状況があることを知り、何かしなければと突き動かされたんだ」

ライトは2基の井戸を建設するために7万5,000ドル(約800万円)――ここには彼が2018年のウォルター・ペイトン賞にノミネートされて受け取った2万5,000ドル(約270万円)が含まれる――を集め、寄付した。残った資金は地域の将来的な援助のために活用されることになっている。井戸を1基作るためには、およそ2万ドル(約200万円)が必要だとシーズン中にライトは記していた。

「彼らがどんな場所から水を手に入れているかを見た。水を手に入れるための労力といったら、それはもうひどいものだった。だから、これは彼らにとって大きな意味を持つはずだ」と29歳のライトは述べている。

困っている人々に必要なライフラインを提供しようと活動しているNFL選手は何人かおり、今回のライトの貢献は彼らがフィールド上や地域社会だけでなく、世界中で持続的な影響を与えられるという最新の例になる。

【M】