ビルズRB陣に激しい戦いを予想するイェルドン
2019年06月28日(金) 10:25オフシーズンにオフェンス陣のオーバーホールを行っているバッファロー・ビルズは、その一環としてランニングバック(RB)ルームに手を入れ、これまでのメンバーだったレショーン・マッコイに加えてフランク・ゴア、T.J.イェルドン、新人のデビン・シングルテリーを迎え入れた。
トレーニングキャンプ前の時点で、序列はマッコイに次いで補佐的にゴア、イェルドンがサードダウンのパスキャッチを担い、シングルテリーは今後サードダウンでより大きな役割を担える選手に成長していく可能性を持っている。
ケガなどがない限りマッコイとゴアが優位の模様だが、イェルドンは先日『Buffalo News(バッファロー・ニュース)』に対し、重要な役割の一端を担えるチャンスを望んでいると語った。
マッコイやゴアとプレーすることについて、イェルドンは「ありがたいことさ。最初の2年で、俺は彼らのようなベテランと一緒ではなかった。この状況でここにいると、彼らから多くのことを学べる。俺の将来にとっては大きな意味があるんだ。熱い競争になりそうだ。それは俺が来るときに言われたこと。とにかく競争になるよ」と話している。
ジャクソンビル・ジャガーズで過ごした4年において、イェルドンはキャリー465回、1,872ヤード(キャリー平均4.0ヤード)、タッチダウン6回を記録した。イェルドンが最も引き立つのがパッシングゲームであり、キャッチ171回で1,302ヤード、タッチダウン6回という成績を残している。ビルズでのイェルドンのタッチの多くはパッシングになりそうだが、最も多くの機会を得るためにバトルする準備はできているという。
「自分は万能型のランニングバックだと感じている。走れるし、キャッチもできる。ボールを手にしてプレーメークするのが、俺にできることだ。(レシービングは)プラスの要素でしかない」とイェルドンは述べた。
トレーニングキャンプが始まる現地7月24日(水)に、より多くのスナップをかけたイェルドンの戦いが口火を切るだろう。
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