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DTドナルドは世界で一番の選手とクリス・ロング

2019年06月28日(金) 11:03


ロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルド【AP Foto/Kelvin Kuo, archivo】

2014年のドラフト前に身体のサイズがやや小さいディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドがNFLでうまくやっていけるかに疑問を持たれたことが、ドナルドが全体13位にとどまった理由の一つだった。

今から見れば、そんな疑問は空を突き抜けそうなほどバカバカしい。ドナルドはリーグでもベストのディフェンシブプレーヤーとなったばかりか、NFLで最高の選手の一人とも言えるかもしれない。

当時のセントルイス・ラムズ(現ロサンゼルス・ラムズ)でドナルドのデビューから2年を共に過ごした元チームメイトのクリス・ロングは、ドナルドが優秀な選手であることはトレーニングキャンプの開始時から明らかだったと振り返っている。

「彼がとんでもない活躍をすることを最初に知ったのは俺だってことにしたいね」とロングはジョークを交えてポッドキャスト“Huddle Up with Gus(ハドルアップ・ウィズ・ガス)”に語った。

「俺たちは彼のルーキーシーズンに、これは殿堂入りだとジョークを言っていたものだが、俺には冗談じゃないところがあった」

ロングはドナルドを“俺の意見では、世界で一番のフットボール選手だ”と称賛している。

ドナルドを卓越した選手にしているのは身体的な特性やスピード、強さ、敏捷性だけではなく、精神的な鋭さや最高の選手であろうとする意力も大きいとロングは指摘する。

「あれだけの才能がありながら、あんなに懸命に練習したり、荒っぽいプレーをする一方で粘り強く戦えたりするやつは見たことがない。フィールド上では何のためらいもなく戦うやつで、俺はそういうところや誰よりもいい仕事をするところを尊敬している」

「キャンプを終えて、だいたいは俺が最後にフィルムルームに残っているんだ。みんなが家に帰った後、俺はそこでテープを見る。そこへ向かってドアを開け、ペンとノートを探そうと電気をつけると、毎晩あいつがそこにいるんだよ」

ドナルドは5シーズンでプロボウルに5度、オールプロのファーストチームに4度選出された傍ら、過去2年連続でディフェンス部門最優秀選手賞を受けている。

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