100周年を記念して2020年は20名の殿堂入りを検討
2019年07月03日(水) 11:09NFLの100周年記念の一環として、プロ・フットボール・ホール・オブ・フェイムは2020年に殿堂入りを果たすセンテニアル(百年祭)クラスの拡大を検討している。
ホール・オブ・フェイムの社長兼CEOであるデイビッド・ベイカーは現地1日(月)、『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』に通常は1年に8人のところ、20人の殿堂入りを理事会が検討することを明らかにした。
「ここはよりすぐりの一団であり、非常に優れた人々の集まりなどではなく、殿堂なのだ。だからこそ、そこに加わることは難しい。しかし、何年もの間に(殿堂入りにふさわしいながらも果たしていない)人々がたくさんいる。オールディケイドチームには入りながらも、殿堂入りしていない者が何人かいる。したがって、百年祭がやってくる今がチャンスなのだ。われわれが潜在的なものとして検討して、少なくとも経営理事会がコンセプトとしては承認し、理事会全体にも通そうとしているのは、2020年には20人を殿堂に迎え入れる可能性だ」
「普段は今年のように、8人を迎え入れている。したがって、これはきわめて多くの人々が加わることになるだろう。しかし、15名のファイナリストから5名が選ばれる通常の近代選手たちと、10人のシニア、3人の貢献者――ジル(ブラント)のような――と2名(のコーチ)だ。ただし、再び強調しておきたいのは、これは8月2日の金曜日に行われる会合で理事会を通過しなければならないという点だ」
シニアからの選出者を増やす動きは、アメリカで最も人気の高いスポーツの成長に貢献し、殿堂入りにふさわしいながらも、その栄誉に預かってこなかった多くの元選手やインフルエンサーたちの渋滞状態をやや解消するだろう。
2020年に表彰者を増やすかどうかの最終決定は、8月の会合で下される見込みだ。
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