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本当の感覚は開幕まで分からないと元TEグロンコウスキー

2019年07月04日(木) 15:42

ニューイングランド・ペイトリオッツのロブ・グロンコウスキー【AP Photo/John Bazemore】

ロブ・グロンコウスキーが引退生活を満喫している。

ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド(TE)だったグロンコウスキーは現地3日(水)に『Rich Eisen Show(リッチ・アイゼン・ショー)』に出演し、8月にフットボールフィールドで戦わないのは長年において初めてだと語った。

引退してから何をしているか問われ、グロンコウスキーは「ただリラックスして旅行をし、家族に会い、とにかく楽しんでいるんだ」と応えている。

「何か知りたい? 俺は人生で8月に休んでいたことがないんだ。だから、ちょっと違う感じ。8月に自分がトレーニングキャンプにいないときに、本当に違いが見えてくるんだろうね。自分がどうしているか分からないな」

今のグロンコウスキーは厳しいシーズンに備えている人間のようには見えない。かつて筋肉がふくれあがっていた身体は、一般人に近いサイズに縮んでいる。最近のグロンコウスキーの写真からは、大幅な減量をした人のようにも見える。昨シーズンは268パウンド(約122kg)を数えたグロンコウスキーは、アイゼンに体重は落ちたと話しているものの、写真から見て取れるほどではないという。

写真について触れる前に「実際、今は250(パウンド/約113kg)くらい」と述べたグロンコウスキーは「アングルとか、そのとき来ていたシャツとかの影響だろう。その写真ほどやせちゃいないよ。体重が落ちたのは確かさ。18歳の頃から260(パウンド)で、260から270って感じだった。体重を落としたらどんな感じかはずっと知りたかったんだよね。軽いのか、ふわっとした感じなのかって」と続けている。

一方、グロンコウスキーはシーズン中に現役が恋しくなる可能性を否定しなかった。

「間違いなく恋しく思ったりという時はあるだろう。いつも言ってきたけれど、今はまだオフシーズンだから。つまり、試合が始まって全てが動き始めないと、どう感じるかは言えないってこと。今はすごくいい気分で、正しいときに正しいことをしたと確かに感じている。重荷を下ろしてくつろいでいるんだ。俺は15年連続でフットボールをプレーしてきたんだよ。今はただリラックスしていて、いい気分だ」

そんなオープニングを経て、アイゼンはクオーターバック(QB)トム・ブレイディになりきってグロンコウスキーに復帰を願い出てみた。

グロンコウスキーは笑いながら、「ありがとう、アイラブユー、君が恋しいよ。でも、今はリラックスしているんだ、トミー」と応じている。

なおもブレイディになりきって可能性はないのか追求するアイゼンに、グロンコウスキーはふくみわらいを抑えきれずに「プレーオフに出られたら連絡してよ」と答えた。

もちろんグロンコウスキーとアイゼンの会話はジョークだが、ペイトリオッツファンは来る秋冬に元TEが心変わりした場合に備え、いつでも彼を待っているだろう。

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