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2019年補足ドラフトは現地10日に実施

2019年07月10日(水) 09:58

クリーブランド・ブラウンズのジョシュ・ゴードン【AP Photo/David Richard】

2019年のNFLサプリメンタル(補足)ドラフトが現地10日(水)Eメールを通じて行われると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた。

今年はワシントン州立大学のディフェンシブバック(DB)ジェイレン・トンプソン、ウエストバージニア大学のワイドレシーバー(WR)マーカス・シムス、シラキュース大学のラインバッカー(LB)シャイム・カラン、ノースランド大学のタイトエンド(TE)デボネア・クラリントン、セント・フランシス大学のDBブライアント・ペリーの5人がサプリメンタルドラフトの対象となっている。

各チームは何巡目を使用するかをリーグにメールで連絡することによって、来年のピックを使用して一人、もしくは複数の選手に入札でき、最も上のラウンドを指定したチームがこの入札に勝利する。同じラウンドを2チームが指定した場合、先シーズンの勝敗数に基づいて勝者が決定する。

チームは3つのグループに分けられる。一つは6勝以下のチーム、一つは非プレーオフ出場チーム、そして12のプレーオフ出場チームだ。その先は抽選でラウンドごとの序列が決定され、勝利数が少ないチームの方がより高いピックを得るチャンスがある。

ここで選択されなかった選手はフリーエージェントとなり、どのチームとも契約可能だ。

昨年は2人の選手がサプリメンタルドラフトで指名された。ニューヨーク・ジャイアンツが3巡目で指名したコーナーバック(CB)サム・ビールと、ワシントン・レッドスキンズが6巡目で指名したアドニス・アレキサンダーだ。その前の2年はサプリメンタルドラフトでの指名はなかった。有名どころでは2012年にクリーブランド・ブラウンズに2巡目で指名されたWRジョシュ・ゴードンや2011年の3巡目でオークランド・レイダースに指名されたテレル・プライアーらがいる。

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