元ライオンズSクインが10年を過ごしたNFLに別れ
2019年07月10日(水) 15:10デトロイト・ライオンズやヒューストン・テキサンズに在籍したセーフティ(S)グローバー・クインが10年にわたるNFLキャリアに幕を引いた。
33歳のクインは『ESPN』のマイケル・ルーススタインにフットボールから引退すると話している。
クインはESPNにあてたテキストメッセージの中で「プロスポーツでプレーするのはいつでも私の夢だった。フットボールという道を選び、神の恩恵であらゆる困難を切り抜け、NFLで10年プレーすることができた。こんなにも素晴らしい選手たちや2つの偉大な組織と共にNFLでプレーする機会を得たことをとても感謝している」とつづった。
「フットボールが、私がどんな人間であるかを示すものだったことは一度もない。それは常に私がやってきたことだった。フットボールをわが人生そのものとするのではなく、これからの人生に向かう足がかりにしたかった。10年プレーすることだけを常に願っていた。10年目のラストゲームの後にフィールドを去ることができるなら、私にとって戻るのは非常に厳しかった。私は若く、健康で、この先の人生は長い。だから、私はフットボールという競技に別れを告げる」
クインは2009年のドラフト4巡目でヒューストン・テキサンズから指名され、4試合目で先発の役割を担うと、その後の9シーズンで全ての試合に先発してきた。
ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)であるボブ・クインは次のようにはなむけの言葉を送った。
「大きな称賛と敬意をもって、われわれはナショナル・フットボール・リーグで10シーズンを過ごし、そのうちの6シーズンをライオンズで送ったグローバー・クインの引退を祝福する。彼がデトロイトにいた期間を通じ、グローバーは彼がなすこと全てにおいてリーダーの定義のようだった。フィールド上での安定したプレーに加え、ロッカールームでの若いプレーヤーに対する存在や、われわれのコミュニティーを結びつける天性の能力が、ライオンとしての彼のレガシーを明確にしている。われわれは人生の次のステージへと向かう彼と、彼のご家族の成功を心から祈っている」
長い時間をNFLで送ったクインは、新たなゴールに目を向けている。
「これからはキャリアを通じて支えてくれた家族や友人への愛とサポートに時間を費やしていく。私のキャリアにかかわった全ての人々に感謝を。今も昔も、本当に感謝している!!」
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