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ブレイディから学んだ経験は素晴らしいとQBガロポロ

2019年07月18日(木) 16:15

サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ【AP Photo/Ben Margot】

急成長していったそのNFLキャリアの中で、クオーターバック(QB)ジミー・ガロポロはトム・ブレイディの後継者だと見られてきた。

今もブレイディの見事な投球がスーパーボウルの勝利につながることが証明される中、ケガと戦い続けるガロポロは自らのポテンシャルいっぱいのプレーをしたいと思っている。

2018年はサンフランシスコ・49ersでスターダムへの大きな一歩を踏み出すかに見えたガロポロだったが、ACL(膝前十字靭帯/ひざぜんじゅうじじんたい)損傷でシーズンが終了している。

今は復帰に備えているガラポロにとって、準備とはNFL史上最高のQBの一人であるブレイディから学んだこの競技の一側面だ。

ガラポロはブレイディから学ぶことについて、『Ringer(リンガー)』に「準備作業全体がただ見ているだけで、同じルームにいるだけで、そしてそこから学んで行く上でものすごく素晴らしかった。ルーキーとしてそれを見られたことは、計り知れない価値のあること。言葉にするのも難しいよ。試合の中で試合を学んでいくことが、トムの大きな部分を占めている。それを彼に直接言われたかどうかさえ覚えていないけれど、彼はよく、試合の中でゲームについて語っていた。スナップカウントについて話したり、“このプレーでは2で行く”と言ったりして、そこにはきちんと理由があるんだ」と語っている。

「それはコーチが話してくれるようなことじゃない。ゲームの中でプレーしている選手の言葉だ。小さくてささいなことだけれど、それが彼ら全員を結束させる。そういうところが違いになるんだ」

しかし、今はサンフランシスコで3度目のシーズンが手招きしている。ガロポロにとって何よりも大事なのは、足の状態を整えてプレーに備えることだ。今のところ、その面についてはうまくいっているようだ。

「リハビリは素晴らしい具合だったよ。全体のプロセスの部分で、トレーニングスタッフやコーチみんなが最高なプランを立てている。(チーム合同練習への)自分の参加の感じも良かったし、トレーニングキャンプでは全力でいける希望があって、これ以上は望めない。願わくはこのままいい形でいってほしいね」とガロポロは話した。

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