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NFLと選手会、新CBAに向けて「実りある」会合

2019年07月18日(木) 14:40

NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

ナショナル・フットボール・リーグとNFL選手会(NFLPA)の代表らが現地17日(水)にシカゴで会合し、新しい労働協定(CBA)について話し合った。

当初は3日間で行われる予定だったこのセッションだが、1日で終了している。情報提供者はNFLとNFLPAの話し合いが“実りあるもの”だったと語ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えた。

両サイドも同じような表現を用いて、水曜日の午後に共同声明を出している。

「本日の会合は実りある、両サイドにとって建設的で有益なものとなった。NFLPAの執行委員会とNFLの経営協議執行委員会は今後も会合を続けていく」

水曜日に行われたサミットはCBAについて議論するためにこのオフシーズンに実施された4回目の正式な会合にあたる。両陣営は今月29日(月)に話し合いを再開する予定だとペリセロはつけ加えた。

今回参加していた中には、NFLコミッショナーのロジャー・グッデル、NFLPAエグゼクティブディレクターのデモーリス・スミスをはじめ、NFLの経営協議執行委員会に所属する多くのオーナーや、リチャード・シャーマン、ラッセル・オカング、アダム・ビナティエリらNFLPA執行委員会のメンバーがいたとペリセロは伝えている。

2011年に合意された現在のCBAは2020年シーズン終了後に期限切れとなる。NFLとNFLPAはともにレギュラーシーズン開幕前に契約をまとめることを願っていたが、NFLネットワークのマイク・ガラフォロが情報筋の話として報じたところによれば、現状でそれを達成するのは厳しく、リーグもそれを熱心に追い求めてはいないという。

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