ベアーズがKフライを放出、ピニエイロに満足も確定はせず
2019年08月19日(月) 05:03現地18日(日)、シカゴ・ベアーズがキッカー(K)エリオット・フライをウェイバーにかけた。ヘッドコーチ(HC)マット・ナギーが明かした。
フライは2019年オフシーズンを通してエディ・ピニエイロと激しい競争を繰り広げてきた。
今春、アライアンス・オブ・アメリカン・フットボール(AAF)のオーランド・アポロスでプレーした後、4月にベアーズと契約を締結したフライだが、シーズン開幕を前に袂を分かつことに。
ナギーは今回の動きが残り2試合となったプレシーズンにおいて、ピニエイロのスキル向上につながるはずだとコメントしている。
「これでわれわれに可能となった最大のものは、練習であれ、今やプレシーズンゲームが残り2試合となった中でさらにキックを蹴られるということ。プレシーズンゲームで役目を分担することもない。それに、エディにとっては精神的にも少しあると思うので、そのことを理解して次の2試合に出られることは彼にとっても素晴らしいことであり、担当するキックも少し増えるようになる」
ただし、重要なことに、ピニエイロはまだ正式にポジション争いに勝ったわけではない。ナギーはチームが引き続き最適な人材を探していくと明かしており、キッカーに限らずロースターのすべてのポジションに関してそうだと明かした。
「他のポジションと同じ用に、常に最適な選手を探している。ただ、エディに関して言えば、彼にはわれわれが彼の今の状態にとても満足しているのだということを理解してもらう必要があり、彼はこれまでNFLの試合で蹴ったことがなかったが、ここからはいくつかのやり方を試せる。それがかなりうまくいくこともあれば、最悪になる可能性もある。答えは分からない。ただ、今は彼の状態に満足している。われわれとしてはとにかく彼に、これまでと同じように蹴り続けてもらいたい。とはいえ、最終の53人を決めるまで物事は常にオープンにしてあるので、このポジションに限らず、すべてのポジションに関してそうだ」
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