かかとのけがは「本当に心配ない」とカウボーイズWRクーパー
2019年08月23日(金) 00:32アマリ・クーパーはロングゲームを念頭に置いている。彼のプレースタイルにはそれがよく合っているようだ。
ビッグプレーを得意とするワイドレシーバー(WR)は足底筋膜炎で練習を3週間近く休んでおり、ダラス・カウボーイズはまたもトレーニングキャンプで3人のオフェンスの一角を欠いた状態だ。他の2人と同様に、クーパーもカウボーイズと契約交渉の真っ最中だ。
新契約について心配していないと繰り返しているクーパーは、少なくとも来週までは復帰しない見通しだが、ひとたび復帰したならすぐに自分の力を発揮できると主張した。それどころか、もし明日がレギュラーシーズンの試合なら、カウボーイズのためにプレーすると言い切り、チームに貢献してみせると述べている。
「大活躍してみせるよ」と彼は『USA Today(USAトゥデイ)』のジョーリ・エプスタインに語った。「俺はそんなに心配していない。本当にそこまで悪くはないんだ。歩き回るくらいなら何の問題ない。でも、フィールド上となると、当然ながらすごくハードにカッティングするし、すごくハードにストップする」
プロボウル選出のワイドアウトはオークランド・レイダースでのルーキーシーズンとアラバマ大学での2年目を含めて、大きなけがを抱えたままプレーしていたことを強調した。レイダースでは全試合に出場し、72レシーブで1,070ヤードを獲得、6タッチダウンを記録している。大学2年の2013年には11試合に出場し、45レシーブで736ヤードを獲得、4タッチダウンを決めた。
「足をけがしたままプレーしたことは何度もある」とクーパーは述べた。「足首を捻挫してもプレーしていた。そういうのが何度もあったから、足のけがには慣れているんだ。でも、今回はけがをしたままプレーすることにはならないと思う」
クーパーが心配していないと言うのはそういう訳だが、彼がかかとのけがから急いで復帰しようとしないのもそのためだ。今無理をしないでおけば、あとになって多く活動できるのではないかという期待がある。何はともあれ、クーパーは8月中のチームの活動に顔を出してはいる。新攻撃コーディネーター(OC)ケレン・ムーアの下で修正が行われる中で、それが彼にできる最大限だろう。“装いは変わる”かもしれないが、5年目のベテランにとっては慣れ親しんだ光景だとクーパーは言う。
「練習に出ていないんだから、そりゃ、多少の出遅れ感はあるよ」と彼は述べた。「でも、言った通り俺はメンタル的には保ち続けている。プレーというのは大部分が同じか、どこか類似しているものだ。俺にとっては多くがなじみのルートだよ」
それが同じ結果を生むのなら、この空白期間も全て忘れられるだろう。
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