パクストン・リンチがシアトルを離れることになった。

現地30日（金）、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは翌日に53人のロースター登録期日を控える中、シアトル・シーホークスがリンチをウェイバーにかけたと報道。

シーホークスは今オフシーズンにジーノ・スミスに加えてリンチと契約を締結し、4試合を戦ったプレシーズンゲームを通してバックアップクオーターバック（QB）のポジションを争わせてきた。

3回の出場となったスミスがパス34回中18回を成功させて282ヤード、2タッチダウンを記録した一方、リンチは37回のパスを投げて18回を通し、180ヤード、1タッチダウンにとどまっている。元ブロンコスQBのリンチはオークランド・レイダースとのプレシーズン最終戦に出場するも、パス7回で1回しか通せず、記録は4ヤードだった。

これを受けて、シーホークスはバックアップをスミスに任せたと見られていたが、その後、スミスをもリリースすることが明らかとなり、シーホークスのロースターにはQBがラッセル・ウィルソンしかいない状況となった。

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