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チーフスWRヒルの復帰は4週間から6週間後

2019年09月12日(木) 00:03

カンザスシティ・チーフスのタイリーク・ヒル【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

タイリーク・ヒルはおよそ1カ月休場することになりそうだが、IR(故障者リスト)入りは回避される見通しだ。

現地11日(水)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはヒル(鎖骨)のけがの程度を知る筋からの情報として彼が4週間から6週間離脱することになると伝えている。

これならば、カンザスシティ・チーフスのワイドアウトはIRリスト(故障者リスト)入りを回避することができる。リスト入りしてしまえば最低8週間は欠場を強いられてしまう。ヒルが6週間のタイムライン以前に復帰できるかどうか、チームは彼のリハビリを見守ることになるとラポポートは追記した。

チーフスのワイドレシーバー(WR)は現地8日(日)のジャクソンビル・ジャガーズ戦で鎖骨を負傷して退場し、近くの病院に搬送されていた。ヒルはジャガーズのコーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーにサイドライン近くでヒットされ、トレーニングスタッフの手当てを受けた後、カートに乗って退場した。

ラポポートの以前の報告によると、彼のけがは手術の必要はないものとされている。

今回のニュースによってチーフスがミスマッチをもたらす武器なしで戦わなければならない時期は少し狭められた。チーフスは15日(日)のオークランド・レイダース戦に続き、ボルティモア・レイブンズ、デトロイト・ライオンズ、インディアナポリス・コルツ、ヒューストン・テキサンズ、デンバー・ブロンコスと対戦することになっている。

ヒルの代役として起用される可能性が高いのは、スピーディーなルーキーのメコール・ハードマンだろう。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、ドラフト2巡指名のハードマンは第1週ではキャッチこそなかったが、60回のオフェンシブスナップのうち46回(76.7%)でプレーしている。ヒルがしばらくいなくなるのだから、キャッチの0が途切れる日もそう長くはないだろう。

【M】