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パンサーズから放出されたWRトレイ・スミスが引退

2019年09月14日(土) 08:20

カロライナ・パンサーズのトレイ・スミス【AP Photo/John Amis】

スーパーボウル王者に輝くこと2回、8シーズンをNFLで過ごしたトレイ・スミスが引退する。

2011年ドラフト2巡目指名を受けてボルティモア・レイブンズに加入し、2年目のシーズンにスーパーボウルを制した一員となったスミスは現地13日(金)、ソーシャルメディアに投稿した動画で引退を表明すると同時にフットボールへの感謝を述べた。

「健康にほとんど問題なく、すっきりした気持ちと感謝の思いを持って試合から退けることをうれしく思う。人生の次のフェーズを始めるのが待ちきれない。自分の心は決して離れることはない。ボルティモアから」

ボルティモアで過ごした4年間で少なくとも750ヤード以上を記録し、30回のタッチダウンをマークしたスミスだが、NFLキャリアをスタートした地を離れて以降は同等の結果を残せずにいた。サンフランシスコで不調の2年を送った後、フィラデルフィア・イーグルスでスーパーボウル制覇を成し遂げ、2018年にはカロライナ・パンサーズにトレード移籍。しかしながら、11試合に出場してパスをレシーブしたのはわずか17回、190ヤード、2タッチダウンにとどまった。最終的にスミスは今月始めにパンサーズからカットされている。

【C】