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QBハスキンズの先発も「遠くない」とレッドスキンズHC

2019年09月26日(木) 16:07


ワシントン・レッドスキンズのドゥエイン・ハスキンズ【AP Photo/David Richard】

開幕から白星がなく、クオーターバック(QB)については不確かな状況が続く中、現地25日(水)に実施されたウオークスルーでワシントン・レッドスキンズの置かれた状況はさらに混乱しているようだ。

2018年シーズン終了につながった足の骨折から復活したQBコルト・マッコイが練習に戻り、チームの故障者レポートではフル参加とされていた。

一方、現先発QBであり、パッシングヤードでNFCをリードするケイス・キーナムについては、足の負傷が原因で不参加と記されている。

そしてもちろん、新人QBドウェイン・ハスキンズの存在もある。ハスキンズのファンや一部の解説者は、2019年NFLドラフト15位指名のQBにチャンスが与えられるよう強く要望してきた。

ハスキンズを先発にという動きが大きくなっていく中、第4週の対戦相手であるニューヨーク・ジャイアンツがドラフト6位指名のルーキー、ダニエル・ジョーンズを先発に据えるとあり、そのテンションはさらに高まりそうだ。現地25日(水)、グルーデンはいつハスキンズという引き金を引くのか質問されている。

「いい質問だ」と応じたグルーデンHCは次のように語った。

「(ハスキンズとジョーンズは)全く異なるプレーヤーだ。2人とも豊かな才能を備えている。ドゥエインはオハイオ州立大学で1年プレーした。メンタルな部分からナンバー1だと思うし、静観して、どう準備をするか、一つのゲームやゲームプランをいかに整えるかを学び、あらゆるルートコンセプトやわれわれがここでやっているさまざまなことを目にするのは、彼にとって良いことだと思う。それについて語る気はないが、彼はそう遠くない。もし彼を試合に出さなければならなくなっても、彼は実にうまくやるだろうと確信している」

キーナムの負傷がどれほど深刻かはまだ分かっておらず、マッコイがどのくらい早い段階で試合に向けた準備ができるのかも分からない。水曜日の進展からは、グルーデンHCとレッドスキンズの先行きがさらに不透明になったように見受けられるが、一方でハスキンズがデビューする日もそれほど遠くないのかもしれない。

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