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準備ができればゴードンがトップRBだとチャージャーズHC

2019年09月27日(金) 14:43


ロサンゼルス・チャージャーズのメルビン・ゴードン【Caitlyn Epes via AP】

ランニングバック(RB)メルビン・ゴードンが現地26日(木)に66日間のホールドアウトを終わらせた。ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)であるアンソニー・リンは2度のプロボウラーであるゴードンを再び迎え入れ、これからの展開に胸踊らせている。

「彼が来て良かった。彼は精神的に良い状態にある。チームメイトたちもエキサイトしているよ。彼が出陣し、心から愛するゲームをプレーするのを見るのが待ちきれない。今週は練習場にも来る予定だ。彼は練習に参加する。絶対にないとは決して言えないが、彼は今週末にプレーする予定だ。だが、今日と明日は練習に参加する。あとはどうなるか見てみよう」とリンHCは述べた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは以前、ゴードンは今週のマイアミ・ドルフィンズ戦には出場しない見込みながらも、シーズン第5週にはフィールド上に登場するだろうと報じていた。

リンHCはゴードンのホールドアウトと復帰がチームの注意を散漫にさせるとの見方を否定し、チームメイトたちはRBの帰還に沸いていると指摘。また、契約の状況については“トム(テレスコ/ジェネラルマネジャー)の仕事”だとして自分の悩みの種ではないとつけ加えた。

リンHCは木曜日に、ゴードンをマイアミに帯同させるかについてまだ決めていないと明かした一方、ゴードンがシーズン開幕からの3戦を逃したことや、メンタルの状態については何の懸念も抱いていないと語っている。

ゴードンがホールドアウトしている間、チャージャーズはオースチン・エイケラーやジャスティン・ジャクソンを頼りにしていた。エイケラーは今季に最もダイナミックなプレーを見せるRBの一人であり、試合平均で122.7スクリメージヤードを獲得。3試合を通じてタッチダウン4回をマークしている。エイケラーの活躍によって、ゴードンが交渉において有利になることはなく、結果的にチームに戻ることになっている。

しかしながらリンHCは、いったん準備が整ったならゴードンが主力だと明言した。

「それに疑いはない。彼はわれわれのスターターだ。彼がスターターだったのには理由があり、私はオースティンやJ.J(ジャクソン)の働きも気に入っている。彼らは驚くほどの仕事をしてきた。彼ら2人ともがこのリーグでプレーできることを証明したが、彼らにはまだオフェンスで大きな仕事がある。だが、メルビンの準備が整えば、彼が戻ってくるだろう。彼がナンバー1に戻るんだ」

最も早ければ、シーズン第5週にはゴードン復帰の準備が整うはずだ。

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