2019年9月のMVPにQBマホームズ、RBマカフィーら
2019年10月04日(金) 15:292019年シーズンの第1四半期の中心にいたのはカンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズで、このスポーツにおける最も重要なポジションで輝くパフォーマンスを続けていた。だからこそ、チーフスのスターQBが9月のAFC攻撃部門MVPに選ばれたことには何の驚きもなかった。
マホームズは現時点でNFLトップのパッシングヤードを誇り、4試合で1,510ヤードを記録している。また、タッチダウン10回もリーグ最多のペースだ。マホームズがタイリーク・ヒルという最良のパスターゲットと、エリック・フィッシャーというブラインドサイドのプロテクターを欠く状態でチーフスを4勝0敗に導いているという事実は、このパフォーマンスをさらに印象的にするとともに、2003年と2004年のペイトン・マニング以来、2年連続でMVPを獲得する選手になるのではないかとの期待を抱かせる。マホームズが月間MVPに選ばれたのは、2018年9月についで2度目のことだ。
一方、NFCの攻撃部門月間MVPに選ばれたカロライナ・パンサーズのランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーは、QBキャム・ニュートン不在のチームを2勝2敗へと導いている。
4試合でリーグベストとなる629スクリメージヤードを誇るマカフリーは、クリス・ジョンソンが2009年に記録した2,509ヤードというレコードを更新するペースを発揮している。いずれもパンサーズが勝利したここ2週間でマカフリーは特に輝きを放ち、ランで246ヤード、キャッチで121ヤードを稼いで2回のタッチダウンを決めた。
その他を含め、9月の月間MVPに選出されたプレーヤーは以下の通り。
【AFC】
攻撃部門:QBパトリック・マホームズ(カンザスシティ・チーフス)
守備部門:セーフティ(S)デビン・マコーティー(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
スペシャルチーム部門:パンター(P)ジェイミー・ギラン(クリーブランド・ブラウンズ)
【NFC】
攻撃部門:RBクリスチャン・マカフリー(カロライナ・パンサーズ)
守備部門:ラインバッカー(LB)シャキール・バレット(タンパベイ・バッカニアーズ)
スペシャルチーム部門:Pトーマス・モースラッド(ニューオーリンズ・セインツ)
【月間新人賞】
攻撃部門:QBガードナー・ミンシュー(ジャクソンビル・ジャガーズ)
守備部門:LBブライアン・バーンズ(カロライナ・パンサーズ)
【A】