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“カギが合う限り”仕事を続けるとレッドスキンズHCグルーデン

2019年10月07日(月) 14:02

ワシントン・レッドスキンズのジェイ・グルーデン【AP Photo/Nick Wass】

予想されていたとは言え、33対7という大敗をニューイングランド・ペイトリオッツに喫したワシントン・レッドスキンズに、疑問が持ち上がっている。すなわち、ヘッドコーチ(HC)ジェイ・グルーデンのワシントンにおける時間も尽きたのかという疑問だ。

今のところ、グルーデンはまだレッドスキンズのHCであり、チームの施設に立ち入りできる限りは姿を見せると語っている。

「月曜日もこのカギでドアが開くのなら、私は仕事を続けるさ」とグルーデンは試合後の記者会見で話していた。

昨シーズンと同様、レッドスキンズの態勢は負傷によって崩されていたが、0勝5敗でシーズンをスタートさせ、すでに今季に幕を引く準備をしているかのようなチームに残された言い訳は多くない。2018年シーズンまでさかのぼれば、レッドスキンズは過去12戦中11敗、かつ7連敗を喫していることになる。4週連続で2ケタ差の敗北を喫しているレッドスキンズにとって、唯一の希望はシーズン第6週に組まれたマイアミへの旅だ。この試合で、2020年NFLドラフトのトップ2ピックが決することになるかもしれない。

ここ5戦でグルーデンのオフェンス陣は2人の先発QB(クオーターバック)を擁していた。ケイス・キーナムとコルト・マッコイだ。それに1巡目指名QBのドゥエイン・ハスキンズを加えた3人が、チームのQBとしてプレーしてきた。何も機能せず、エキサイトメントもない・・・グルーデンHCの雇用状況というドラマ以外は。

今ひとつ効果を見せていないQBたちの入れ替えによる混乱がオフェンス陣に危機をもたらす中、ディフェンス陣は相手の攻撃を防げないでいる。ワシントンで過ごす時間はもう限られているかもしれないが、自らが手にするカギでドアが開く限り、グルーデンHCは仕事を続けていくだろう。

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