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1勝4敗もスタッフ入れ替えは考えないファルコンズオーナー
2019年10月07日(月) 11:17アトランタ・ファルコンズは2年連続で1勝4敗のシーズンスタートを切っているが、オーナーであるアーサー・ブランクには大規模な変革の構えはない。
17年前にファルコンズのオーナーとなったブランクは、チームの浮き沈みを何度も見守ってきた。そんなブランクオーナーだからこそ、チームがシーズン第5週のヒューストン・テキサンズ戦に53対32で敗れたときも、楽天的な姿勢を維持している。
『ESPN』によれば、ブランクオーナーはレポーターらからコーチ陣入れかえの必要性を尋ねられた際に「いや・・・このスタッフは以前に役割を果たしている。私の希望は、彼らが必要な部分を修正し、いくつかの試合で勝ち始めることだ」と答えている。
2018年7月に3年の延長契約を結んだヘッドコーチ(HC)ダン・クインの指揮下、ファルコンズは3シーズンを勝ち越しで終え、ポストシーズンに2度進出している。昨シーズンは7勝9敗でプレーオフを逃したものの、その前年には10勝6敗でNFCディビジョナルラウンドまで駒を進め、後のスーパーボウルチャンピオンとなるフィラデルフィア・イーグルスに敗れた。
2018年末に解雇した守備コーディネーター(DC)マーカンド・マニュエルの後をクインHCが担うようになってから、今季序盤の4試合でファルコンズは11番目に多い試合平均失点(24.8)を記録している。
第51回スーパーボウルで逆転負けを喫したときのチームとは多くが変わっているファルコンズだが、ブランクオーナーはクインHCとそのスタッフには沈みゆく船を立て直せると信じているようだ。
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