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ジェッツQBダーノルド、カウボーイズ戦で復帰

2019年10月09日(水) 09:44

ニューヨーク・ジェッツのサム・ダーノルド【AP Photo/Steve Luciano, File】

クオーターバック(QB)サム・ダーノルドが戻ってきた。

ニューヨーク・ジェッツのQBであるダーノルドに現地13日(日)のダラス・カウボーイズ戦でプレーする許可が出たとチームが明かしている。ダーノルドはシーズン第2週から伝染性単核症によって欠場を強いられていた。

ダーノルド復帰は絶望的な状況にあるチームにとっての一条の光だ。ジェッツはダーノルドを欠いて0勝4敗に沈んでいた。総合的なオフェンスでリーグ最下位(1試合あたり179.5ヤード)のジェッツは得点でも31位(9.8ポイント)となっている。フィラデルフィア・イーグルスに敗れた先週の試合でのワイドレシーバー(WR)ヴィンシント・スミスの19ヤードのスコアリングランが、ダーノルド不在の3試合におけるジェッツオフェンス陣の初めてのタッチダウンだった。

イーグル戦出場に希望をかけてバイウイークだった第4週に大部分の練習に参加していた2年目のダーノルドだが、脾臓の腫れが確認されたために許可が降りなかった。ルーク・フォークがダーノルドに代わって2度目の先発の役割を務めたものの、31対6の敗戦の中で3度のターンオーバーを喫した。なお、シーズン第2週はトレバー・シーミアンが先発し、足首の負傷でシーズン絶望となっている。

ダーノルドは最初に不調を感じたのはシーズン開幕前だと話していた。ダーノルドが苦戦する中、第1週のバッファロー・ビルズ戦では一時16対0のリードを築いていたものの、最後にはひっくり返されている。ダーノルドはこの試合でパス41回中28回成功、175ヤード、タッチダウン1回を記録し、アテンプト平均ヤードはキャリア最低の4.3ヤードだった。

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