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QBルドルフへの対処に問題はなかったとスティーラーズHC

2019年10月09日(水) 10:50

ピッツバーグ・スティーラーズのメイソン・ルドルフ【AP Photo/Don Wright】

クオーターバック(QB)メイソン・ルドルフは現在、リーグの脳震とうプロトコルの中にあり、ピッツバーグ・スティーラーズとともにチーム施設に戻っている。

しかし、日曜日の試合でルドルフが頭部に深刻なダメージを受けた際、フィールドを後にした方法が今でも注目の話題となっている。

ボルティモア・レイブンズのアール・トーマスから激しいヒットを受けたルドルフは、スティーラーズのスタッフの手を借りてフィールドを後にしている。ルドルフが動くことなくターフに倒れていたことから、チームのメディカルスタッフがすぐにカートとストレッチャーを運んだ。しかしながら、これがうまく機能しなかったようで、後に起き上がれるようになったルドルフが自らサイドラインへ向かったのだ。

スティーラーズのヘッドコーチ(HC)であるマイク・トムリンは現地8日(火)、レポーターらにメディカルスタッフはルドルフが歩いてフィールドを去ったことを問題視していないと語った。

「試合後に聞かれたときにあなた方が何を言っているのか本当に分からなかったので、ここではっきりさせてほしい。うちのスタジアムには2台のカートがあった。おそらく、どこのスタジアムでも2台だろう。彼は歩いてフィールドを後にすることを選んだので、歩いて去った。医療の専門家は歩いて去ることについての彼の能力と安全性に問題を感じていなかった」とトムリンHCは述べている。

「カートが機能していたかどうかは、彼が歩いてフィールドを去ったことと無関係だ。正直なところ、メイソンのことに集中していたので、カートが動かなかったことを私は試合後まで知らなかった」

トムリンHCはまた、ルドルフが脳震とうプロトコルにいる今、今週のロサンゼルス・チャージャーズ戦に向けてロースターにいる他のQBに満足だとも話している。

ルーキーのデブリン・ホッジスはルドルフのリリーフとしてパス9回中7回成功、68ヤードをマークした他、自らの足で20ヤードを稼いでいる。他には練習生のパクストン・リンチもアクティブロースターに加わる準備を整えている。

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