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スティーラーズ、非常事態にはWRスウィッツァーがQB担当へ

2019年10月13日(日) 17:14

ピッツバーグ・スティーラーズのライアン・スウィッツァー【AP Photo/Don Wright】

準備が整っているか否かにかかわらず、ピッツバーグ・スティーラーズの先発クオーターバック(QB)はデブリン・ホッジスが務める。

エースQBベン・ロスリスバーガーが負傷で今季絶望となり、黒星を喫したシーズン第5週の試合でメイソン・ルドルフが脳しんとうを発症したことを受け、ドラフト外のルーキーQBであるホッジスが代役を担うことになった。

とはいえ、万が一、ホッジスにも同じような不運が襲った場合はどうなるのか。

パクストン・リンチが練習生から昇格しているものの、緊急事態に見舞われた場合、スティーラーズはワイドレシーバー(WR)のライアン・スウィッツァーに司令塔を任せるという。

スティーラーズの攻撃コーディネーターを務めるランディ・フィクトナーが『Triblive.com』に対し、「10番(スウィッツァー)が常に対応する。いつも試合前にはスナップを受けている。日頃からエキストラにリストバンドを下げるなど、そういったことをやっているのだ。あまり多くのことはできないかもしれない。一度も言われたことのないものが多くリストバンドにあるかもしれないが、それでもできることは多くある」とコメントしている。

つまり、非常事態には過去3試合を通して2回だけオフェンシブスナップを記録したのと同じプレーヤーがスナップを受けることになるだろう。プレシーズン中にはワイドレシーバー陣の一員として名を連ねていたこともあるスウィッツァーだが、5試合でキャッチ7回、29ヤードにとどまり、うち6回のキャッチと29ヤードはすべて第1週に記録したものだ。

「ランディ自身から申し出てきたことだと思う。“キミが緊急のQBだ”と言われたら、ノーと言うことなんでできないだろ? 自分しかいなかったんだから」とスウィッツァーは語っている。

NFLではパスを一度も投げたことはなく、カレッジ時代に5回のパスを投じた経験があるスウィッツァーは「はまるところがあればフィールドに出たいと思っている。出場したい。自分がフィットするところに入るつもりだし、チームを手助けできる場所ならどこでもね」とも付け加えた。

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