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タイタンズ、QBマリオタに代えてタネヒル投入

2019年10月14日(月) 11:03

テネシー・タイタンズのマーカス・マリオタ【AP Photo/David Zalubowski】

エンドゾーンが遠く、クオーターバックレーティングもひと桁に落ち込み、マーカス・マリオタが苦戦を強いられている。

現地13日(日)に行われたデンバー・ブロンコス戦でスコアレスに終わったテネシー・タイタンズは13対0でブロンコスに敗北。この日、かつてないほど最悪の出だしとなったマリオタは第3クオーターに交代を告げられた。18回のパスを投げてわずか7回しか成功せず、63ヤード、インターセプト2回、クオーターバックレーティングは9.5だ。マリオタに代わってライアン・タネヒルがスナップを受けている。

タイタンズのヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルは試合後、クオーターバックのポジションについてスタッフやジェネラルマネジャー(GM)のジョン・ロビンソンと話し合うつもりだと明かしており、その上でシーズン第7週にぶつかるロサンゼルス・チャージャーズ戦の先発を決めるつもりだという。

「分かればすぐに教えよう。チームのために最善となることをやる」

マリオタを下げた理由については「あの時点で、われわれは真剣にフットボールを前進させ、いくらか得点できる方法を見いだそうとしていた。ディフェンスに阻まれてフィールドゴールも蹴られない。タッチダウンはあきらめたが、戦えていたと思うし、とにかく得点する方法を探さねばと思っていた。勝つためにはそれしか方法がない」と明かしたブラベルHC。

2015年NFLドラフト全体2位指名を受けてタイタンズ入りしたマリオタは今年がルーキー契約最終年の5年目だ。マリオタは前週に黒星を喫したバッファロー・ビルズ戦から苦戦しており、タッチダウンはなくパス成功率は60%を割っていた。

2回のインターセプトを喫したのは初めてだが、ブロンコス戦が今季3度目のタッチダウンパスなしとなったマリオタは「調子が良くない。コーチが決定したことだ。チームのためにベストな判断をすることになる。俺はそれを尊重するし、ライアンのためにそこにいられるようにするだけだ」とコメントした。

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