TEワトソンとの再契約に動くペイトリオッツ
2019年10月15日(火) 11:57ニューイングランド・ペイトリオッツがチームの元タイトエンド(TE)を引き戻そうとしている(おっと、おそらく今あなたが頭に思い浮かべたその人ではない)。
ペイトリオッツがベテランTEベンジャミン・ワトソンとの再契約に取り組んでいると『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディが伝えた。ワトソンはペイトリオッツの施設を訪ね、両者が契約に向けて動いているとジアルディはつけ加えている。『ESPN』がこのニュースを最初に報じた。
ペイトリオッツは先週、出場停止期間が明けるタイミングでワトソンをリリースした。当時、ヘッドコーチ(HC)のビル・ベリチックはリリースの理由としてロースタースポットに空きがないことを挙げていた。
38歳のワトソンは適切な場所が見つかればプレーを続けたいと主張。そこから1週間も経たずに、フォックスボローが再びワトソンに向かって腕を広げている。
先週にライアン・イゾーとマット・ラコシーが苦戦し、ヤコブ・ジョンソン(リストではTEながらフルバックとしてプレー)が負傷したペイトリオッツとしては、ワトソンのパスキャッチ能力とブロッキングを頼りたいところだ。
ニューオーリンズ・セインツに所属していた昨年、ワトソンはキャッチ35回で400ヤード、タッチダウンを2回記録していた。
多くの人の脳裏にもう一人の元TEの姿が今もとどまっているだろう。クオーターバック(QB)トム・ブレイディは現地14日(月)に、引退したロブ・グロンコウスキーを引き戻そうとはしていないと述べていた。グロンコウスキーは最近、『FOX』のアナリストの職を得ている。
ESPNによれば、ブレイディは「あいつは大好きさ。彼が自分なりの時間、そして自分の人生を楽しんでくれればとてもうれしい。彼はすごいことをたくさんやろうとしているように見える。彼は僕が彼についてどう感じているか知っているんだ。僕は彼にとってベストであることを望んでいる。こういったことについて決断を下せるのは、彼自身だけ。そこに僕が働きかけるつもりはない」と話したという。
グロンコウスキーを戦いの場に連れ戻す代わりに、ブレイディはワトソンに向かってパスを投じることになりそうだ。
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