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ジャガーズCBラムジーはトレードでラムズへ
2019年10月16日(水) 12:07ジャレン・ラムジーを巡る物語がハリウッド的なエンディングを迎えた。
ジャクソンビル・ジャガーズは不満を抱えたスターコーナーバック(CB)のラムジーを、2つのドラフト1巡目ピック(2020年と2021年)および2021年の4巡目ピックと引き換えにロサンゼルス・ラムズへと送り出した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがこのニュースを伝えた後、チームもトレードを認めている。
ジャガーズが得たものは大きく、CBを必要としていたラムズにとっても見事な戦略と言えよう。
ラムズは同じく火曜日にCBマーカス・ピータースをボルティモア・レイブンズへとトレードに出しており、その前日にはCBアキブ・タリブが故障者リスト入りしていた。これらのトレードによって、ラムズのジェネラルマネジャー(GM)であるレス・スニードが突如薄くなったセカンダリーに何を狙っているのかとの疑問が沸いていたが、その答えがすぐに出た形だ。
外にラムジー、内にアーロン・ドナルドという布陣は、守備コーディネーター(DC)ウェイド・フィリップに恩恵をもたらすはずだ。
ジャガーズにとっては、ラムジーとの残念な別れを数多くのドラフトピックが埋め合わせてくれる。
かつてはジャガーズとこれからも長く共に戦っていくと見られていたラムジーだが、2019年に状況は一変した。ラムジーとヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンは敗戦したシーズン第2戦の試合中にサイドラインで言い合いになっている。ラムジーがトレードを要求しているとのニュースが明らかになったのは、そのすぐ後のことだった。
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