シカゴ・ベアーズ守備陣の中心にある大事な歯車の一つがしばらくの間いなくなる。

ベアーズは現地15日（火）、ディフェンシブラインマン（DL）アキーム・ヒックスの名が故障者リストに記載されたと発表している。

ヒックスは以前から、今季に1試合を欠場させる結果となった肘の負傷に対処していた。

ベアーズがミネソタ・バイキングスに勝利したシーズン第4週の試合でサイドラインにいたヒックスは、プロボウルを含むそれまで4試合でタックル6回、サック1回、ファンブルリカバリー1回を記録している。

リーグでも最も評価される守備陣のリーダーである29歳のヒックスは、フリーエージェントとして2016年にベアーズと契約した。それ以前にはニューオーリンズ・セインツで3シーズンを過ごし、2015年の途中でニューイングランド・ペイトリオッツに移っている。

ミドルにおけるヒックスの存在は、その才能と同様、NFC北地区のトップを行くグリーンベイ・パッカーズを射程に収めておきたい3勝2敗のベアーズのロッカールームのまとめ役の不在という形でも惜しまれるところだ。

ヒックスの故障者リスト入りに伴い、ベアーズは練習生だったオフェンシブラインマン（OL）アレックス・バースと契約してアクティブロースターに追加。また、ラインバッカー（LB）ファドル・ブラウンを練習生に迎えている。

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