マイアミ・ドルフィンズがフィッツマジックに立ち戻ろうとしている。

ヘッドコーチ（HC）ブライアン・フローレスは現地16日（水）、クオーターバック（QB）ライアン・フィッツパトリックが日曜日の対バッファロー・ビルズ戦で先発する予定だと明かした。

ワシントン・レッドスキンズと対峙した前戦では、フローレスHCが第4クオーターでジョシュ・ローゼンをベンチに下げ、フィッツパトリックと交代させていた。ローゼンが今季残る試合で先発すると宣言してからわずか3クオーター後、もしくは、敗戦後にも2年目のシグナルコーラーが今も先発QBだと繰り返し発言してまもなく、フローレスHCはその考えを変えている。フローレスHCは次のように語った。

「今週はフィッツに先発させる予定だ。そういった結論に達したのは、実にここ数日のことだ。これがこのチームに機会をもたらすためのベストの道だと考えている。このチームがタフな環境に身を置き、勝利しようと努力していく上でのね。われわれは週ベースでやっていく。試合で勝つためには何が最良の道にして、最高のグループづくりで、どういった選手をセットにするか、オフェンスは、ディフェンスは、キッキングチームは――という具合に。今週はこれがそうだとわれわれは感じている」

ドルフィンズが17対16で敗れた日曜日の試合展開は、最初からフィッツパトリックが司令塔を務めていればチームが今季初勝利をつかんでいたのではないかと思わせるものだった。

ビルズはフィッツパトリックが所属してきた多くのチームの一つだが、戦うには特にタフな相手になるだろう。ビルズはNFLでも最高の部類に入るディフェンス陣を擁している。

「私としては、われわれはオフェンス面でもディフェンス面でもキックゲームでも、より優れたプレーをする必要がある」とフローレスHCは述べた。

「オフェンスの生産性を高めなければならない。あらゆる面でもっと生産的である必要があるのはそうだ。だが、オフェンス面でより生産性を必要としている。われわれはそれを、1クオーターでライアンから得た。そして、われわれはこの試合、今週はそれがわれわれの生産性を最も高める方法だと感じたのだ。どうなるかは見てみよう。相手はタフなチームで、ディフェンスがことさら厳しい。観客もタフになるだろう。それは分かっている。厳しい環境になるだろう。だから、大きな挑戦だ。だが、こういったあらゆる障害を踏まえた上で、われわれはライアンが生産的なオフェンスを可能にする最大のチャンスを与えてくれると感じている」

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