ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック（QB）メイソン・ルドルフの回復とフィールド復帰に向けた旅は最大の妨げを乗り越えたようだ。

神経学コンサルタントが現地16日（水）に完全復帰の許可をルドルフに与え、脳震とうプロトコルは終了したとチームが明らかにしている。ルドルフはチームがボルティモア・レイブンズに敗れたシーズン第5週に脳震とうを発症していた。

ヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンはこの日にルドルフの朗報がもたらされる前に「プロトコルを脱したときには、彼がわれわれのQBだ。シンプルな話だよ」と語っている。

また、スティーラーズの社長であるアート・ルーニー二世は『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートにルドルフが次の試合で先発する見込みだと話した。スティーラーズはバイウイークをはさみ、現地10月28日（月）にホームでマイアミ・ドルフィンズと対戦する。

ルドルフはベン・ロスリスバーガーが第2週にシーズン絶望となるケガを負った際にQBの役目を引き継いだ。そこからシーズン第5週にボルティモア・レイブンズのアール・トーマスにヒットされ、脳震とうでサイドラインに下がるまでルドルフがスティーラーズの先発QBを務めていた。ロドルフの戦線離脱を受け、デブリン・ホッジスがスティーラーズの3人目の先発QBとなっている。

だが、スティーラーズの面々が発するあらゆるコメントが、第8週のドルフィンズ戦でルドルフが先発を担うことを示唆している。

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