QBマホームズに3週間以上欠場の可能性、MRIの結果待ち
2019年10月18日(金) 23:52人生というのは時に最高の結果であったとしても必ずしも美しいとは限らないが、それでもその逆であるよりはましだろう。
これは、サーズデーナイトでデンバー・ブロンコスに圧勝しながらも、フォースダウンで膝を負傷したパトリック・マホームズが退場してしまったカンザスシティ・チーフスの今の状態だ。MRIの結果次第で、AFC西地区のリーダーがどれほど長く2018年のNFL MVPを欠くことになるのかはっきりする。最もポジティブな結果が出たとしても、復帰は11月半ば頃になると思われる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは事情通の情報として、マホームズは膝蓋(しつがい)骨の脱臼で少なくとも3週間は欠場する見通しだと伝えた。
MRIの結果次第ではシーズン終了を意味する手術が必要になる場合もあり、タイムラインはさらに延びることになる。
しかし、数戦の欠場は避けられないとしても、3戦だけ休養した後はけがをかばいながらでもプレーできるのではないかというかなりの楽観ムードが関係者の間で漂っているとラポポートは付け加えた。
そうしたムードの出どころはマホームズ自身だ。
Awesome team win! Love my brothers! Thank you for all the prayers! Everything looking good so far! #GodisGood #ChiefsKingdom
— Patrick Mahomes II (@PatrickMahomes) October 18, 2019
「最高のチーム勝利だった! みんな大好きだ! お見舞いの言葉をありがとう! 今のところ全ていい感じだよ!」
最善のシナリオで進行した場合、マホームズが欠場するのはグリーンベイ・パッカーズ戦、ミネソタ・バイキングス戦と第10週のテネシー・タイタンズ戦ということになる。第12週はバイウイークのため、彼の膝の状態とその時点でのチーフスの順位次第では第11週のロサンゼルス・チャージャーズ戦も休ませておいて、勝負どころとなる12月の完全復帰を目指すことも考えられる。
だが、少なくともMVP不在の次の3週間はマット・ムーアがチーフスの司令塔となり、AFC西地区の首位防衛に挑むことになるだろう。
【M】