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レッドスキンズがハスキンズを今後の先発QBに指名

2019年11月12日(火) 11:55

ワシントン・レッドスキンズのドゥエイン・ハスキンズ【AP Photo/Bruce Kluckhohn】

ワシントン・レッドスキンズがバイウイークを使って休息と治癒に努める間、先発クオーターバック(QB)に関するうわさが飛び交っていた。

新たな1週間が始まり、はっきりした答えが出ている。レッドスキンズの暫定HCであるビル・キャラハンが現地11日(月)に、ルーキーのドゥエイン・ハスキンズが今後の試合で先発QBにとどまると発表した。

先週、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロはキャラハンがこの決断に至るのではないかと報じていたが、バイウイークに比較的姿を潜めていられたレッドスキンズは月曜日が来るまで何も公にはしなかった。キャラハンHCはケイス・キーナムがバックアップ、コルト・マッコイはナンバー3のQBになるとつけ加えている。

ハスキンズはこれまでに多くのゲームをこなしたわけではなく、シーズン第9週にバッファロー・ビルズ戦で初めての先発を務めるまでに2試合にしか登場していなかった。ビルズ戦ではそれまででベストのプレーをまとめあげ、22回中15回のパスを成功させて144ヤードを稼ぎ、パサーレーティングを86.2としている。

今季のハスキンズはパスの61.4%に成功しているものの、タッチダウンパスはまだ投じていない。インターセプト4回によってパサーレーティングは45を下回るが、3試合で8回サックされていることから、その原因の一部は頻繁なプレッシャーにあると言えるだろう。

暫定HCの元、1勝8敗でプレーするレッドスキンズにとって、今季はロースター上の才能を評価するシーズンであり、オフシーズンに入ってから優れた評価を得た面々をもってロースターを組み替えていくことになる。今後の7試合はQBというポジションからこのチームの未来を担う存在だとハスキンズが証明するためのチャンスだ。

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