ブランドン・ブルックスは2019年のNFLで最も優秀なガード（G）だ。ブルックスは間もなく、それにふさわしい支払いを受けることになる。

ブルックスとフィラデルフィア・イーグルスが2024年シーズン末までの4年の契約延長に合意したとチームが発表した。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはブルックスの契約延長が5,620万ドル（約61億3,000万円）におよび、3,000万ドル（約32億7,000万円）の保証を含むこと、また、それによってNFLで最も高額を支払われるGになることを伝えている。

信じがたいほどの運動性と職業観をもって1月に負ったアキレス腱のケガから復帰し、リーグでベストのGとしての足場を固めたブルックスだけに、イーグルスにとっては適切なお金の使い方だったと言えよう。

イーグルスは5つのスターティングポジションのうち、2つに関しては風向きが変わるのを待たねばならない。現在、レフトタックル（LT）ジェソン・ピータースは負傷のためルーキーのアンドレ・ディラードに代役を任せている。また、初のフルシーズンを過ごしているアイザック・シウマロがレフトガード（LG）に入っている状態だ。そんな中でもブルックスはライトガード（RG）で静かに安定性と一貫した力を発揮してきた。そのブルックスはセンター（C）ジェイソン・ケルスやライトタックル（RT）レイン・ジョンソンと組み、オフェンシブラインの右サイドでエリートのトリオを形成しているのだ。

フィラデルフィアは年平均800万ドル（約8,700万円）から1,405万ドル（約15億3,000万円）に引き上げることで、ブルックスにきちんと報いた。近年の状況が証明しているように、これは賢い投資だ。

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