第13週の復帰に近づく49ersのKゴールド
2019年11月27日(水) 16:3711月のはじめにサンフランシスコ・49ersに加わったキッカー(K)チェイス・マクロフリンだが、今季これまでに他のチームにも所属してきただけに、取り立てて新しい紹介は必要なかった。
そんなマクロフリンに痛みを与えたのがシーズン第10週のシアトル・シーホークス戦だ。試合をオーバータイムに持ち越したものを含め、3度のフィールドゴールを成功させたマクロフリンだったが、この日最後の試みで失敗し、勝利は代わってフィールドゴールを決めたシーホークスに27対24という結果で渡った。
そんなマクロフリンは、じきに新しい雇い主を探すことになるかもしれない。ベテランKのロビー・ゴールドが復帰に近づいているのだ。
49ersのカイル・シャナハンヘッドコーチ(HC)は現地25日(月)、ゴールドについて「彼は本当に近いところに来ていると思う」と『NBC Sports(NBCスポーツ)』に述べていた。
「先週に言ったように、これが他のポジションだったら彼は出ていただろう。ロビーが出たがっているのは分かっているが、それについてはスマートでなくてはならないし、彼が確実に100%であるようにしなければならない。彼はそこに非常に近いところに来ていると思う。先週にも近いところにいたので、水曜日に見てみることになるだろう」
大腿四頭筋を負傷したゴールドはシーズン第10週から戦線を離れたが、マクロフリンが見事に代役を務めてきた。49ersはその間の3試合で2勝を挙げている。キャリアを通じてフィールドゴール成功率を86.7%としているゴールドは、2019年は65%しか決められないキャリア最低のシーズンとなっていた。だが、ケガによるパフォーマンスへの影響を考慮すべきだろう。完全に健康な状態を取り戻したとき、15年のキャリアでは見られなかったような数字は上昇するかもしれない。
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