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敗因は自分たちディフェンス陣にありとチャージャーズLBデービス

2019年11月28日(木) 00:35

ロサンゼルス・チャージャーズのトーマス・デービス【AP Photo/D. Ross Cameron】

ロサンゼルス・チャージャーズのラインバッカー(LB)トーマス・デービスは、NFLキャリアの大部分を通じてベテランリーダーの役を務めてきた。そうした定評を得たのは、彼がロッカールームで他人の非を責めるようなまねをしなかったためだ。

今週もリーダーにふさわしいアプローチを継続したデービスは、チームが連敗を喫して4勝7敗になってしまったのは自分たちディフェンス陣のせいだと示唆した。

「数字を見れば、俺たちが実力不足だったってことが分かる」と彼は『L.A. Times(L.A.タイムズ)』に述べた。「最終的に俺たちのディフェンスとしての実力を決めるのはそれだ。オフェンスはもっと大きな成功に値するだけの得点を挙げている」

「なかなか4クオーターにわたっていい状態が続かない。非常にいいプレーをする時もあれば、一貫性がない時もある。俺たちが特定の状況でもっといい仕事をすれば、記録はこれよりはるかに良くなるはずなんだ」

チャージャーズのディフェンスは先週、メキシコシティの薄い空気の中でもカンザスシティ・チーフスを24点、310ヤードに抑え、その前の週はオークランド・レイダースを26点、278ヤードに抑えた。ディフェンス陣はまだ1試合で27点以上を相手に許しておらず、チャージャーズは許した得点のランキングで5位、与えたパッシングヤードでは4位、今季中に浴びたビッグプレーの数では5位タイとなっている。

一方、クオーターバック(QB)のフィリップ・リバースはこの2週間で7回のインターセプトを喫しており、チャージャーズのプレーオフ進出の望みは風前のともしびという状況だ。

たとえデービスの評価と事実が食い違っていようとも、ベテランの彼がリバースとオフェンス陣に罪をなすり付けなかったことを責められはしない。そうした場合に得るものは極めて少ないはずだ。

同様に苦戦中のデンバー・ブロンコスを相手に迎えるサンデーゲームで、焦点は再び第5週のブロンコス戦で2度のインターセプトを浴びたQBリバースとオフェンス陣に向けられる。デービスのディフェンス陣もまた、フィリップ・リンゼイに115ヤードの疾走を許し、20対13で敗れた雪辱を果たさねばならない。

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