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ベンガルズがWRジョン・ロスをアクティブに

2019年12月04日(水) 11:28


シンシナティ・ベンガルズのジョン・ロス【Aaron Doster via AP】

ようやく2019年の初勝利をつかんだばかりのシンシナティ・ベンガルズが元ドラフト1巡目指名のワイドレシーバー(WR)を取り戻した。

A.J.グリーン、ではない。ベンガルズはスピードのあるWRジョン・ロスを53名ロースターに戻したことを現地3日(火)に発表している。これに伴い、デイミオン・ウィリスがウェイバーにかけられている。

ロスはシーズン第4週に肩を負傷して以来、プレーしていなかった。しかし、今季はプロとしてベストのシーズンをマークするペースであり、実際にヤード数ではすでにそれを達成(328ヤード)。昨シーズンに記録したタッチダウンに匹敵するには、残る4試合でタッチダウン1回が必要になる。

ロスのキャリアにはケガによる休止期間が多く、わずかなフィールドに出ている時間でポテンシャルをひらめかせてきた。2017年にベンガルズがドラフト全体9位で指名したとき、チームのホームランヒッターに成長することを期待されていたロス。プロ3年目にあたる今年は、ケガによってシーズンの大部分を失うまでレシーブ平均20.5ヤードを記録している。ケガが癒えた今、ロスはグリーンを欠いて苦しむベンガルズにおいてその勢いを再開するチャンスがあり、ベンガルズにとってもロスの活躍なしには今季は失われたシーズンとなるだろう。少なくとも、ベンガルズファンにとってはラスト4ゲームを見る理由ができたと言えるかもしれない。

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