ギャレットHCは来年も“NFL”でコーチするだろうとカウボーイズオーナー
2019年12月04日(水) 10:11ヘッドコーチ(HC)ジェイソン・ギャレットが役職を継続できるかには疑問符がついているが、ダラス・カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズはチームをリードするのにギャレットHCは適任だと考えている。
ただ、今後ギャレットHCが率いていくのは、今のチームではないかもしれない。
現地3日(火)に『105.3 The Fan』に出演したジョーンズは、カウボーイズが6勝6敗でそれほど好調にも見えないのになぜシーズン中のコーチ変更を希望しないか尋ねられた際、まずはギャレットHCの職業倫理とチームについての知識に触れた後、『The Athletic(ジ・アスレチック)』にこう語っている。
「総じてスーパーボウルに出るための仕事を完了するためだけのスキルなど誰も持ち合わせてはいない。だが、それができる人々はいる。ジェイソン・ギャレットはその一人だ。ジェイソン・ギャレットは来年もNFLでコーチをやっているだろう」
“NFLで”という言葉には、その中のどこなのかを特定する語が欠けている。それは偶然だったのかもしれないが、2019年のカウボーイズを見る限り意味があるのかもしれない。ジョーンズは火曜日に“ボールの両サイドでわれわれがやっていることに関して、われわれの活動を整理する必要がある”と話していた。
ギャレットHCを支持する人々にとっては、ギャレットHCが“この仕事に値する男”だと評したジョーンズの言葉に安心できる部分があるだろう。だが、誰もが知っているように、このリーグは勝敗が全てだ。ひょっとすると、カウボーイズは恐ろしい敵の多いディビジョンを戦い抜いてプレーオフに出場できるかもしれない。だが、のろのろとポストシーズンに向けて進むだけでは足りないだろう。ギャレットが率いる選手たちは、それを力強さとエネルギー、そして、もしかしたら才能の片りんまでも見せつつ成し遂げなければならないのだ。
「私はファンのために試合に勝つことを気にかけている。それを私以上に、カウボーイズ以上に推し進めているものはいない。われわれはショーを開き、資金を投じている。そして、勝利を求めている」とジョーンズは語った。
ギャレットHCがそれをもたらすことができるかどうか、見てみよう。
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