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パンサーズがリベラHCを解雇

2019年12月04日(水) 08:57

カロライナ・パンサーズのロン・リベラ【Paul Spinelli via AP】

2011年から初めて、カロライナ・パンサーズがロン・リベラヘッドコーチ(HC)の指揮下を離れる。

パンサーズはリベラHCと別々の道を歩むことになったことを現地3日(火)に発表している。セカンダリーコーチのペリー・フューウェルが暫定HCに任じられた。

パンサーズのオーナーであるデビッド・テッパーは声明において「これがわれわれのチームの長期的な成功に向けて最良の決断だと信じている」とコメントしている。

「ロンと、彼がこのフランチャイズやコミュニティーに捧げてきた献身には深い敬意を抱いている。彼の今後の成功を祈っている。カロライナ・パンサーズの次のコーチについてはすぐに探し始める」

攻撃コーディネーター(OC)ノーブ・ターナーがHC経験を活かし、スペシャルアシスタントとしてフューウェルをサポートする。暫定OCとしてその穴を埋めるのはスコット・ターナーだ。

今回の動きは予想よりもやや早くやってきたものの、パンサーズの過去数週間、そして、過去2シーズンを振り返れば予測された動きだった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のスティーブ・ワイチはジェネラルマネジャー(GM)マーティ・ハーニーも解雇される可能性があると伝えた。そうなれば、新フロントオフィスと新コーチングスタッフを選ぶ上でテッパーが動きやすくなる。

リベラHCはNFC南地区のタイトル獲得を3度、プレーオフ進出を4度、コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞を2度遂げ、レギュラーシーズンに76勝63敗1分をマークしてチームを去る。また、第50回スーパーボウル出場を果たした2015年を含め、ポストシーズンに3勝4敗を記録した。2015年のパンサーズとリベラHCは2敗しかしていない。黒星がついたのはレギュラーシーズンの1戦と、クオーターバック(QB)ペイトン・マニング率いるデンバー・ブロンコスとの大試合のみだった。

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