49ersのCBシャーマンが一時離脱、Cリチャードはシーズン終了
2019年12月10日(火) 10:06NFCをリードするサンフランシスコ・49ersがプロボウル選出のコーナーバック(CB)リチャード・シャーマンを数週間欠くことになりそうだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは現地9日(月)、MRI検査によってシャーマンがグレード2のハムストリング損傷を抱えていることが判明したと情報筋の話を元に伝えた。49ersのヘッドコーチ(HC)であるカイル・シャナハンはケガの深刻度を認めており、シャーマンが数週間にわたって離脱すると話している。
シャーマンはチームが日曜日に勝利を収めたニューオーリンズ・セインツ戦の終盤、相手ワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスにタックルした後に歩きにくい様子を見せ、フィールドを離れている。スターCBが離脱して混乱する49ersセカンダリーはセインツWRテッド・ジンJr.をオープンにし、25ヤードの獲得を許してしまった。
シャーマンは今季、フィールドの左サイドを一掃し、レシーバーたちを抑え込んできた。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』のランキングでは、シャーマンは今季に400回以上のカバレージスナップでプレーした選手の中でトップのコーナーとされている。
今季序盤に素晴らしい働きをしたエマニュエル・モズリーがシャーマン不在の穴を埋める。
シャーマンが予想より早くケガから復帰する様子はこれまでにも見られたが、49ersは第1シードをかけたラスト3週間のバトルにおけるシャーマンの重要性と、1月にシャーマンができる限り回復している状態であることの意味を秤にかけるだろう。
一方、同じ試合で負傷したセンター(C)ウエストン・リッチバーグの方はより深刻なようだ。リッチバーグは膝蓋腱(しつがいけん)断裂によって今季の残る試合を欠場し、復帰までの長い道のりを歩み始めることになる。
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