コルツKビナティエリがひざの手術へ
2019年12月10日(火) 14:43キッカー(K)アダム・ビナティエリのキャリアで最も厳しかったシーズンが終わった。
インディアナポリス・コルツのKであるビナティエリがシーズン終了となる左ひざの手術に踏み切ると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。コルツはビナティエリをIRリスト(故障者リスト)に入れている。
手術について最初に報じたのは『ESPN』だった。
ビナティエリはトレーニングキャンプから抱えている膝の問題によって、日曜日に行われたタンパベイ・バッカニアーズとの試合を逃していた。プレシーズンのほとんどを欠場して早期の回復に努めたもののうまくいかず、結果として今年のビナティエリはキャリアでも最も不調なシーズンを送っている。フィールドゴールアテンプト25回のうち17回しか決められず(68%はキャリア最低)、エクストラポイントは28回中22回に成功している。
先週、ファンの間ではまるで年を取らないかのように見えたビナティエリがついに終わりのときを迎えているのではないかとうわさされていた。
ひざの負傷の深刻度が明かされたことによって、なぜ今季にビナティエリが苦戦したかが見えてくる部分がある。それでも、変わらない事実が2つあるのだ。つまり、Kにビナティエリを据えるインディアナポリスが2019年は以前より低迷したこと、そして、46歳のビナティエリの年齢が少なくなることは決してないことだ。
日曜日の試合に出場したKチェイス・マクロフリンが長期的な後継者となるかどうかは不明だが、少なくとも今季ラスト3試合ではマクロフリンが自らの力を証明しようと試みることになる。
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