シーズン第16週も先発クオーターバック（QB）の役割はデブリン・ホッジスが担うとピッツバーグ・スティーラーズのヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンが明かした。

ホッジスは去る日曜日にバッファロー・ビルズに敗れた試合で、4度のインターセプトを浴びていた。しかし、そのことでトムリンHCの考えが揺らぐことはなかったという。

「彼に巻き返しのチャンスを与えることを楽しみにしている」とトムリンHCは述べた。

ホッジスがたどってきた道のりは2019年シーズンでも最も素晴らしいストーリーの一つだ。ホッジスはたった数カ月のうちに練習生から先発QBへと昇格した。その背景にはベン・ロスリスバーガーのシーズンを終わらせた負傷と、メイソン・ルドルフの冴えないプレーがある。ビルズに敗戦したとは言え、ベンチを後にしたホッジスはチームを率いてシンシナティ・ベンガルズ、クリーブランド・ブラウンズ、アリゾナ・カーディナルスに勝利している。

ちょうどいいタイミングでホッジスにスイッチすることなく、ルドルフをQBにとどめていたとしたら、8勝6敗のスティーラーズが今もプレーオフ争いに残っていたかは疑問の持たれるところだ。次の日曜日、ホッジスにはニューヨーク・ジェッツを相手に実力を証明する機会が再びやってくる。

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