バイキングスRBクックはパッカーズ戦欠場の見込み
2019年12月20日(金) 11:32NFC北地区タイトル獲得の目もあるミネソタ・バイキングスだが、グリーンベイ・パッカーズと対戦するマンデーナイトの試合にランニングバック(RB)ダルヴィン・クックが出場することはないようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは肩を負傷したクックがマンデーナイトにプレーする可能性はかなり低いと報じた。しかしながら、チームがプレーオフに進んだ場合はクックも出場できるとバイキングスは考えている模様だ。バイキングスがポストシーズンに駒を進めるには、ラスト2週のうちに1勝するか、ロサンゼルス・ラムズが敗北する必要がある。
ラポポートは木曜日に『NFL NOW(NFLナウ)』の中で「彼はプレーオフでバイキングスのためにプレーすると考えられる。彼らがプレーオフに進むとすればそれは朗報であり、彼らはその方向に進んでいるようだ。ただし、わたしが理解している範囲から見る彼の今週のステータスは、まだ非常に不確かな状態だ。彼がプレーする可能性はきわめて低いと言う人もいる。これは彼が抱えていた胸鎖関節の負傷とは別のけがだ。新しいもので、大けがではないものの、月曜日のプレーは非常に厳しくなる」と語った。
ヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーはクックのけがの深刻度に触れようとはしなかった。
ジマーHCはチームの『Twitter(ツイッター)』アカウントにて、「新たな情報は聞いている。彼はうまくやっているようだ」とだけ述べている。
今回のクックのけがは去る日曜日にロサンゼルス・チャージャースに敗れた試合の第3クオーターで負ったものだ。木曜日のクックのステータスは練習不参加となっている。
シーズン第13週のシアトル・シーホーク戦でけがをした直後に自分はプレーすると語っていたクックは、今回はより慎重な口ぶりではあったものの、新しいけがによって肩の問題がより深刻になったわけではなく「ただ2つの別々なけがだってだけ」だとコメントした。
「いつもどおりに準備して、準備OKになれば行けるってことだ」とクックはつけ加えている。
バイキングスが地区優勝を果たすにはグリーンベイ・パッカーズ戦での勝利、およびパッカーズがシーズン第17週に運に見放されたデトロイト・ライオンズに敗戦する必要がある。すなわち、NFL北地区優勝はかなり難しい状況だが、ワイルドカードについてはまだ十分視野にあり、クックが1月に向けて準備を整えられることがチームにとって鍵になるかもしれない。
クックの欠場が見込まれる中、バックアップのアレキサンダー・マティソンも足首の負傷によってステータスが不確かであり、マイク・ブーンがキャリーの大部分を担うことになるだろう。
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