スティーラーズファンに“愛情を示す”とジェッツRBベル
2019年12月20日(金) 14:38シーズンが残り2週となった今、ニューヨーク・ジェッツは来る日曜日にピッツバーグ・スティーラーズを本拠地に迎える。この試合はジェッツのランニングバック(RB)リビオン・ベルにとって、自らをドラフトで指名し、契約をめぐってもめた末にこのオフシーズンに離れたチームと初めて対戦する機会になる。
再会とリベンジの舞台はメドウランズだが、ベルは多くのスティーラーズファンからの相反する反応を受けるだろうと予想している。
現地19日(木)、ベルはスティーラーズファンからの反応について「多分フィフティ・フィフティだろうな。半分は俺を見て喜び、まだ俺のことを好きでいてくれるだろうが、残る半分は俺を憎み、軽蔑しているんじゃないか。そういうもんさ。どうあれ、俺は愛情を示すつもりだ。俺のジャージを着ているみんなにサインしよう。きっと楽しいぜ」と『ESPN』に述べた。
2013年のドラフト2巡目でスティーラーズに指名されたベルは、たちまちダイナミックなバックスとして頭角を現し、グラウンドとパッシングゲームにおける脅威となった。ブラックとイエローをまとって戦った5年間で、ベルは5,336ラッシングヤード、2,660レシービングヤードを記録し、この期間でリーグベストとなる試合平均129.0スクリメージヤードをマークしている。
しかし、2018年にスティーラーズが2年連続でベルにフランチャイズタグをつけようと試みた際、ベルはテンダーにサインするのを拒み、1シーズンまるごとを棒に振った。フリーエージェントとなった2019年、ベルはジェッツと契約を結んでいる。
「去年は去年。2年前は2年前だ。もう乗り越えた。過去のことさ。俺はここにいる。俺はニューヨーク・ジェッツと共にいて、満足しているんだ」とベルは語った。
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